gkt-horizontal-line

<1年p.100>

 問 2  次の数量の関係を,等式や不等式で表しなさい。

⑴ 1本a円の鉛筆3本と1個b円の消しゴム2個の代金の合計は,300円より高い。

⑵ 1個3 kg の荷物a個と1個5 kg の荷物b個の重さの合計は,40 kg である。

⑶ 3600 m の道のりを分速x m で走ると,かかった時間は15分未満だった。

⑷ ある数xの3倍に5を加えると,17になる。

ふりかえり 小学校4年

a未満 … aより小さい。

数量の関係が,

「aはb以上」であることを,[mathjax]\(a \geqq b\), 

「cはd以下」であることを,[mathjax]\(c \leqq d\) 

と表す。記号 [mathjax]\(\geqq\),[mathjax]\(\leqq\) も不等号といい,これらの記号を使って数量の関係を表した式も不等式という。

ふりかえり 小学校4年

a以上 … ちょうどa, またはaより大きい。

a以下 … ちょうどa,またはaより小さい。

 注意  [mathjax]\(a \geqq b\)は,[mathjax]\(a \gt b\)または[mathjax]\(a=b\)を1つにまとめたもの,[mathjax]\(c \leqq d\)は,[mathjax]\(c \lt d\)または[mathjax]\(c=d\)を1つにまとめたものである。

 例 2 

⑴ 1年生で野球のチームをつくるために,1組からa人,2組からb人を選び,人数の合計が9人以上となるように

する。このことは,

[mathjax]\(a+b \geqq 9\) 

と表すことができる。

⑵ 体重60 kg の人が1個20 kg の荷物 a個とともにエレベーターに乗り,重さの合計が制限重量の300 kg 以下となるようにする。このことは,

[mathjax]\(20a+60 \leqq 300\)

と表すことができる。