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<1年p.17>

数直線上で,ある数に対応する点と原点との距離を,その数の絶対値 という。たとえば,[mathjax] \(+4\)の絶対値は4,[mathjax] \(-3\)の絶対値は3である。

0の絶対値は0である。

2つの正の数[mathjax] \(+4\)と[mathjax] \(+6\)を比べると,絶対値は[mathjax] \(+6\)の方が大きく,数直線上では[mathjax] \(+6\)の方が右にある。

このように,2つの正の数では,絶対値の大きい数の方が大きい。

 問 4  2つの負の数の大小について,絶対値で比べるとどんなことがいえますか。例をあげて,「数直線」,「絶対値」ということばを使って説明しなさい。

 問 5  [mathjax] \(-7\),[mathjax] \(+5.2\)の絶対値を,それぞれいいなさい。

 問 6  絶対値が10である数,[mathjax] \(\dfrac{2}{3}\) である数を,それぞれいいなさい。

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2数の大小について,次のようにまとめることができる。

2数の大小

①  正の数は0より大きく,負の数は0より小さい。 また,正の数は負の数より大きい。

②  2つの正の数では,絶対値の大きい数の方が大きい。

③  2つの負の数では,絶対値の大きい数の方が小さい。

どんなことがわかったかな

負の数も,正の数と同じように,数直線上に表して大小を比べることができます。

次の課題へ!
正の数,負の数の計算は,小学校のときの計算と同じようにできるのかな?
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