<1年p.85>
2 文字式の利用
[mathjax] \(66\),[mathjax] \(67\)ページの問題は,いろいろな考え方で式がつくれるね。
もっとほかの考え方はないかな。
Q Question
目標 ▷ 文字式を利用して,わかりやすく説明しよう。
<1年p.86>
横向きのストローは,図を見ると,正方形の個数と同じになるから,上側も下側もそれぞれa本と表せるんだね。
なるほど。では,縦向きのストローの本数も,正方形の個数と関係があるのかな。
縦向きのストローが正方形の左側に1本ずつあると考えると,a本あるよ。でもそれだと,最後の正方形の右側のストローを数えていないから,それを合わせると,a本より1本多くなるね。a本より1本多いことをどうやって表せばいいのかな。
a本に1本たせばいいのだから,[mathjax]\((a+1)\)本と表せばいいよ。 文字式は本数を求める式と,求めた結果の本数の両方を表しているよ。
縦向きのストローは[mathjax]\((a+1)\)本で,横向きのストローは上下合わせて2a本だから,ストロー全部の本数を求める式は,[mathjax]\((a+1)+2a=3a+1\)になるね。美月さんの式と同じになったね。
[mathjax]\((a+1)+2a\) と表した方が,縦のストローと横のストローの数を合わせたことが,ほかの人に伝わりやすいと思う。
大和さんは,話し合った結果を次のようにまとめました。
<1年p.87>
<1年p.88>
1 次の式の項をいいなさい。また,文字をふくむ項の係数をいいなさい。
⑴ [mathjax]\(-5x+9\)
⑵ [mathjax]\(\dfrac{a}{3}-5\)
2 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax]\(2a-9a\)
⑵ [mathjax]\(4x+x\)
⑶ [mathjax]\(3a-7+6a-1\)
⑷ [mathjax]\(-x+9+5x-2\)
3 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax]\((3a+1)+(5a-8)\)
⑵ [mathjax]\((2x-4)+(-x+6)\)
⑶ [mathjax]\((x-7)-(-8x+3)\)
⑷ [mathjax]\((-3a-5)-(-9a-7)\)
4 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax]\(4a \times (-2)\)
⑵ [mathjax]\(2(3x-7)\)
⑶ [mathjax]\((x-8) \times (-3)\)
⑷ [mathjax]\(\dfrac{2x-1}{3} \times 6\)
⑸ [mathjax]\((-18a) \div 6\)
⑹ [mathjax]\((20a-12) \div 4\)
5 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax]\(2(3a-4)+3(a+2)\)
⑵ [mathjax]\(6(5x+3)+4(-7x-4)\)
⑶ [mathjax]\(7(x+2)-4(2x-5)\)
⑷ [mathjax]\(-2(-3a+1)-5(a-8)\)
[mathjax]\(2x²\)や[mathjax]\(-5ab\)のように,2つの文字と数との積で表される項を2次の項といいます。また,次のように2次の項と1次の項,数の項の和の式や,2次の項だけの式を2次式といいます。
例 [ 2次式 ] [mathjax]\(3x²+2x+1\),[mathjax]\(-4xy+3\),[mathjax]\(ab+c\),[mathjax]\(5a²\)