<1年p.25>
2 減法
Q Question
【Q】⑴について,2回目に出たカードを[mathjax]\(\boxed{\phantom{000}}\)とすると, 健太さんのコマが2回目に[mathjax]\(\boxed{\phantom{000}}\)動いて[mathjax] \(+5\)の位置にあるから,健太さんのコマの動きについて,次のような加法の式をつくることができる。
[mathjax]\((+2) + (\boxed{\phantom{000}}) = +5\)
( 1回目の動き) [mathjax] \(+\) ( 2回目の動き) [mathjax] \(=\) (動いた結果)
したがって,[mathjax]\(\boxed{\phantom{000}}\)にあてはまる数を求めるには,次のようなひき算の式を考えればよい。
[mathjax]\((+5)-(+2)=\boxed{\phantom{000}}\)
(動いた結果) [mathjax]\(-\) ( 1回目の動き) [mathjax]\(=\) ( 2回目の動き)
目標 ▷ 正の数,負の数のひき算を考えよう。
問 1 【Q】のカードゲームで,次の表の㋐,㋑,㋒の場合について,2回目の動きを求めるひき算の式を書き入れなさい。
<1年p.26>
前ページでつくったひき算の式の計算を,数直線を使って考えてみよう。
例 1
問 2 数直線を使って,[mathjax]\((-6)-(-2)\)の計算を説明しなさい。
ひき算のことを 減法 という。その結果が差である。
<1年p.27>
減法と加法の関係
Q Question
次の⑴〜⑷の4つの減法と答えが同じになる式を,①〜④の加法から選び,[mathjax]\(\boxed{\phantom{000}}\)にその式を書き入れてみましょう。また,その結果から,気づいたことを話し合ってみましょう。
見方・考え方
具体的な式から,これまで学んだことを使って,きまりを見つけられるかな。
⑴ [mathjax]\((+3)-(+5)=\boxed{\phantom{00000000}}\)
⑵ [mathjax]\((+3)-(-5)=\boxed{\phantom{00000000}}\)
⑶ [mathjax]\((-3)-(+5)=\boxed{\phantom{00000000}}\)
⑷ [mathjax]\((-3)-(-5)=\boxed{\phantom{00000000}}\)
① [mathjax]\((+3)+(+5)\)
② [mathjax]\((+3)+(-5)\)
③ [mathjax]\((-3)+(+5)\)
④ [mathjax]\((-3)+(-5)\)
符号がちがうけど,同じ数字が並んでいるね。
答えが同じになる式には,どんな関係があるのかな。
【Q】から,次のことがわかる。
「[mathjax] \(+5\)をひく」ことは,「[mathjax] \(-5\)を加える」ことと同じである。
「[mathjax] \(-5\)をひく」ことは,「[mathjax] \(+5\)を加える」ことと同じである。
例 2
⑴
⑵
⑶
⑷
問 4 次の減法を,加法に直して計算しなさい。
⑴ [mathjax]\((+5)-(+12)\)
⑵ [mathjax]\((+3)-(-8)\)
⑶ [mathjax]\((-15)-(+10)\)
⑷ [mathjax]\((-7)-(-7)\)
<1年p.28>
正の数,負の数の減法について,次のようにまとめることができる。
問 5 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax]\(0-(+3)\)
⑵ [mathjax]\(0-(-5)\)
0からある数をひくと,差はひく数の符号を変えた数になる。また,[mathjax]\((+8)-0=+8\),[mathjax]\((-1)-0=-1\)のように,ある数から0をひいても,差はもとの数のままである。
⑴ [mathjax] \((+8)-(+2)\)
⑵ [mathjax] \((+3)-(+7)\)
⑶ [mathjax] \((+5)-(-4)\)
⑷ [mathjax] \((-12)-(+9)\)
⑸ [mathjax] \((-26)-(-18)\)
⑹ [mathjax] \((-16)-(-16)\)
⑺ [mathjax] \((+38)-(-12)\)
⑻ [mathjax] \((-10)-0\)
⑼ [mathjax] \(0-(-24)\)
問 7 11ページの各地の最高気温について,札幌,仙台の前日の最高気温を求める式をつくり,答えを求めなさい。
小数や分数の減法
例 3
⑴
⑵
問 8 次の計算をしなさい。
⑴ [mathjax] \((-2.7)-(-3.4)\)
⑵ [mathjax] \((-1)-(+0.8)\)
⑶ [mathjax] \(\require{physics} \left(+\dfrac{1}{5}\right) – \require{physics} \left(-\dfrac{4}{5}\right)\)
⑷ [mathjax] \(\require{physics} \left(-\dfrac{3}{4}\right) – \require{physics} \left(+\dfrac{1}{2}\right)\)
⑸ [mathjax] \(\require{physics} \left(-\dfrac{7}{4}\right) -(+2)\)
⑹ [mathjax] \((-0.75)-\require{physics} \left(-\dfrac{3}{4}\right)\)
<1年p.29>
出水駅を基準とした場合,それぞれの距離は,正の数,負の数を使ってどのように表せるでしょうか。次の表にあてはまる数を入れてみよう。
どんなことがわかったかな
正の数,負の数の減法は,ひく数の符号を変えて加法に直して計算できます。
次の課題へ!
これまでに学んだことをもとにして,加法と減法が混じった計算を考えることができるかな?
P.30
トランプゲームで計算しよう Tea Break
黒(♠,♣)のカードの数を正の得点,赤(♥,♦)のカードの数を負の得点として,トランプゲームをしました。次の①〜④の合計得点は,それぞれ何点になるでしょうか。
ゲームのルールを決めて,やってみましょう。